こちらはOB様で突風が酷い翌日に、、、
「昨日の突風で屋根が飛んだみたいです。修理してもらえませんか??」と
緊急依頼を承りました
現場に直行してみると
屋根のてっぺんにある『棟』という部分が強風で飛ばされていました
屋根のてっぺんにあるので、風の影響を受けやすく
釘で止めてはいますが、数十年経ってると
どうしても劣化して強風時に外れやすくなります
このままでは、雨水が入りやすく屋根本体までもがダメになってしまいます
ましてやこの季節、、、福井は雪も考えられますね
ここで、ワンポイント
※ 屋根材、屋根部材が強風で飛んだ際には火災保険の適用となります
火災保険は火事だけではなく風災、雪災、ひょう災にも適用されます。
今回の事例は強風による被害となりますので、風災となり火災保険が適用されます。
火災保険でも種類がありますので加入されている保険をご確認して下さいね
足場を建て施工開始です
既存の笠木を取外していきます
既存の棟板金は『木製下地』で棟下地は劣化がしやすい部位です
腐食する→釘が緩む→棟板金が浮く→風で煽られてパタパタ鳴る→板金が飛ばされる
今回使用するのは、『樹脂製の下地』です
樹脂製の下地は腐食せず、形状変化のしにくい特徴があります
施工中
下屋根、本屋根 共に完成しました
これで雨 雪が降っても心配ないですね
普段見えない場所なので、ご自身で点検??は中々難しいと思います
2階の窓から1階屋根を覗くだけでも目視で点検できますので
皆さんも一度、目視点検をしてみて下さい